身近に起こる交通事故・・!
毎日毎日,日本中で交通事故が起きています。
警察庁の統計によれば,平成22年の1年間に全国で起きた交通事故の件数は72万5773件で,死傷者数は90万1071人,事故から30日以内に死亡された方は5745人に達するそうです。一日当たり約16人もの方がお亡くなりになっていることになります。
また,熊本県警の統計によれば,熊本県だけでも,今年の1月~4月末までの4か月間で,3308件の交通事故が起こり,24人の方がお亡くなりになったそうです(この死者数は事故から24時間以内にお亡くなりになった方ですから,実際はもっと多いと思われます)。
実際,車を運転していると,大なり小なり交通事故をよく見かけます。
先月,当事務所のすぐ近く(新屋敷郵便局前)で交通事故が起こっていました。車がかなり破損していましたが大丈夫だったのでしょうか。
また,今日は,当事務所の事務スタッフが近所の銀行に行った帰り,歩道を歩いていたところ,年配の女性が原付の運転操作を誤って歩道に突っ込み,そこで一回転して転倒し,歩行者にも接触していたとのことでした。当事務所のスタッフのすぐ目の前のできごとで,当人は接触はしませんでしたが,一瞬のことでなすすべもなかったようです。原付と接触した歩行者の方も幸いお怪我はなかったようですが,そこは小学校の通学路でもあり,一歩間違えれば大惨事になりかねませんでした。
交通事故は運転中だけでなく,歩行者にもふりかかります。
運転者はもちろん,歩行者も常に注意を払っていなければなりませんが,ガードレールの整備などハード面の整備もさらに充実が必要だと感じました。特に通学路だけでもガードレール等の整備を急いで欲しいものです。
もし不幸にして交通事故に遭遇した場合,早急に治療費や休業補償の請求,当面の費用の仮払いなどの手続が必要になりますし,場合によっては後遺症の等級認定申請もしなければなりません。
損害賠償請求(示談交渉)にあたっては,上記の治療費等や,慰謝料(精神的損害額),後遺症による逸失利益など,損害額を算定して,保険会社との折衝を行なわなければなりません。
交通事故の後でご心痛をお受けの方がご自身でこれらの手続を行なわれるのは非常に大変です。
もしそのような場合は,すぐに当事務所にご相談下さい。
銀河法律事務所 TEL 096-342-1030 web https://www.ginga-law.jp/