病気も法律紛争も予防が大事
Posted : 2010年12月30日 12:07
| Author : 銀河法律事務所
| Category is |
先日,初めて人間ドックに行きました。
ガンなどは無いようでしたが,予想どおりと言うべきか,メタボ系の数値が・・・。゚(゚´Д`゚)゜。
体重・内臓脂肪・肝臓系の数値・コレステロール・動脈硬化関係・・・フルコースでやばめの路線を直行していることがわかりました。
その日以来テンションが非常に下がって,一週間の半分以上を休肝日にし,食べる量も減らしました。
お陰様で1か月で3kgくらい体重が減りました(・∀・)v
しかし年末年始という魔境が待ちかまえているので,気を緩めず節制に努めなければなりません。
しかし,人間ドックを受けなければ,毎日晩酌して高タンパク高カロリー・暴飲暴食という生活は改まらなかったでしょう。そしてお星様に・・・そう考えるとぞっとします。病気は定期検診,予防・早期発見が大事ですね。これはもはや常識ですが,あらためて肝に銘じました。
でもどうして,法律紛争は定期チェックや予防・早期対応の重要性が認識されていないのでしょうか。法律紛争だって,起こる前に予防した方がいいし,起こったとしてもこじれる前に早期対応した方がいいに決まっています。
病気の進行で言えば,1.定期検診(病気の予防・早期発見)→2.風邪っぽい→3.本格的に調子が悪い→4.即入院→5.手遅れです,という順序のうち,1か2の段階で病院を訪れる人が多いでしょう。3や4,まして5の段階で初めて病院に行くという人はあまりいないはずです。
ところが法律トラブルはどうでしょうか。1.予防法務(顧問弁護士に普段から契約書をチェックしてもらうなど)→2.紛争の起き始め(取引先の支払いが遅れ始めたなど)→3.紛争悪化→4.泥沼化(裁判など)→5.手遅れです(相手が倒産して債権回収できなかった,など)という段階のうち,4や5の段階で初めて弁護士に依頼しようという考えがようやく起こるのではないでしょうか。4や5に至っても,弁護士に相談せず,当事者だけ(あるいは知人を立ち会いにして)で解決しようとしたり,下手をすれば事件屋のような違法な人物に依頼することだってあるようです。病気で言えば,悪化しても,民間療法に頼ったり,インチキ治療師に依頼したりするようなものです。
これでは治る病気も治りませんし,解決できる紛争も解決できません。
本当ならば,1や2の段階で弁護士に相談すれば,紛争が予防できたり,あるいは早期円満解決が可能になり,コストも安く済んだはずです。
法律紛争も,病気と同じく,手遅れになる前に,予防・早期対応が重要なのです。このことを広く知ってもらうためには,学校教育でも法律トラブルについて教えるべきでしょうし,マスコミも弁護士を増やせと感情的に言い募るだけでなく,このようなことを広く報じるべきです。もちろん,弁護士自身も,広報活動にさらに力を入れるべきでしょう。
弁護士が増えた分,気軽に利用できるような環境は整ったはずです。
紛争の予防や早期対応のため,皆様には常日頃から弁護士を気軽に利用して頂きたいと思います。
ガンなどは無いようでしたが,予想どおりと言うべきか,メタボ系の数値が・・・。゚(゚´Д`゚)゜。
体重・内臓脂肪・肝臓系の数値・コレステロール・動脈硬化関係・・・フルコースでやばめの路線を直行していることがわかりました。
その日以来テンションが非常に下がって,一週間の半分以上を休肝日にし,食べる量も減らしました。
お陰様で1か月で3kgくらい体重が減りました(・∀・)v
しかし年末年始という魔境が待ちかまえているので,気を緩めず節制に努めなければなりません。
しかし,人間ドックを受けなければ,毎日晩酌して高タンパク高カロリー・暴飲暴食という生活は改まらなかったでしょう。そしてお星様に・・・そう考えるとぞっとします。病気は定期検診,予防・早期発見が大事ですね。これはもはや常識ですが,あらためて肝に銘じました。
でもどうして,法律紛争は定期チェックや予防・早期対応の重要性が認識されていないのでしょうか。法律紛争だって,起こる前に予防した方がいいし,起こったとしてもこじれる前に早期対応した方がいいに決まっています。
病気の進行で言えば,1.定期検診(病気の予防・早期発見)→2.風邪っぽい→3.本格的に調子が悪い→4.即入院→5.手遅れです,という順序のうち,1か2の段階で病院を訪れる人が多いでしょう。3や4,まして5の段階で初めて病院に行くという人はあまりいないはずです。
ところが法律トラブルはどうでしょうか。1.予防法務(顧問弁護士に普段から契約書をチェックしてもらうなど)→2.紛争の起き始め(取引先の支払いが遅れ始めたなど)→3.紛争悪化→4.泥沼化(裁判など)→5.手遅れです(相手が倒産して債権回収できなかった,など)という段階のうち,4や5の段階で初めて弁護士に依頼しようという考えがようやく起こるのではないでしょうか。4や5に至っても,弁護士に相談せず,当事者だけ(あるいは知人を立ち会いにして)で解決しようとしたり,下手をすれば事件屋のような違法な人物に依頼することだってあるようです。病気で言えば,悪化しても,民間療法に頼ったり,インチキ治療師に依頼したりするようなものです。
これでは治る病気も治りませんし,解決できる紛争も解決できません。
本当ならば,1や2の段階で弁護士に相談すれば,紛争が予防できたり,あるいは早期円満解決が可能になり,コストも安く済んだはずです。
法律紛争も,病気と同じく,手遅れになる前に,予防・早期対応が重要なのです。このことを広く知ってもらうためには,学校教育でも法律トラブルについて教えるべきでしょうし,マスコミも弁護士を増やせと感情的に言い募るだけでなく,このようなことを広く報じるべきです。もちろん,弁護士自身も,広報活動にさらに力を入れるべきでしょう。
弁護士が増えた分,気軽に利用できるような環境は整ったはずです。
紛争の予防や早期対応のため,皆様には常日頃から弁護士を気軽に利用して頂きたいと思います。