アメリカ大統領選
Posted : 2008年11月 6日 11:38
| Author : 銀河法律事務所
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アメリカでは大統領選挙があり,民主党のオバマ候補が次期大統領に決定した。
初の黒人大統領(白人とのハーフだけど)ということが注目されているが,政策はどのように変わるのだろうか。
伝統的な民主党の政策であれば,これまでのブッシュ共和党政権下で続いてきた新自由主義政策は大きく転換を迫られるだろう。
日本でも「小泉改革」以降,ブッシュ政権に倣い,小さな政府が標榜され,公共部門の無闇な民営化・市場化が推し進められ,弱者に対する保護は切り捨てられてきた。
人類は19世紀~20世紀初頭の剥き出しの資本主義を経て,資本主義が先鋭化することの弊害を痛感し,それが故に資本主義を修正した「福祉主義」を採用してきたはずだ。
つまり,神の見えざる手は必ずしも弱者を救わないことが分かったから,弱者が抱えるハンディキャップを解消して「真の平等」を実現する為に,国家が積極的に社会経済政策を採ることで,資本主義の弊害を解消することを学んだはずだった。
それが再びアングロサクソン国家はサッチャー・レーガン以降,剥き出しの資本主義に次第に回帰し,ブッシュ政権下で資本主義は極端に先鋭化した。資本主義が原理主義化したと言っても過言でない。右に倣えとばかりに大陸欧州・日本・そして新興国までもが同様の無秩序な自由放任資本主義に舵をとった。
その結果が今回の金融危機だ。100年に一度の世界恐慌になるとも言われている。
ようやくアメリカは反省した。
次は日本が反省しなければならない。
ところで自分は「世界恐慌」とか「カタストロフィ」とか言われると妙にドキドキハラハラして,食料などの備蓄に走ってしまうタチだ。
子どもの頃はノストラダムスの大予言に怯え,大人になったら1999年になる前に核シェルターを作ろうと思っていた。
大人になったら,ノストラダムスはさすがに信じなくなったが,いわゆる2000年問題で現代社会システムが全て崩壊し原子炉はメルトダウンし,世界は「北○の拳」のような弱肉強食の世の中になってしまうと聞いて,当面の食料を備蓄し,2000年の年明けの際には放射性物質が家に入り込まないようにガムテープで目張りしたりした。
昨年冬には新型インフルエンザのパンデミック(大流行)に怯え,関係書籍を読みあさり,備蓄リストを作って,食料・水・医薬衛生品・日用品等の大量備蓄をおこなった。これは現在随時消費中だが,また冬が来るので再び充実させる予定だ。
そして世界恐慌。ネットの某掲示板によれば,紙幣は紙くずになり,食料とガソリンだけが価値を有する弱肉強食の世界になるらしい。そしたら弁護士の生活はどうなるだろうか。食料を生産する農家は優遇されるだろう。技術者も優遇されるだろう(モヒカンの悪党どもが乗るバイクを修理せねばならないので)。医者も大切にされるだろう。でも社会秩序が崩壊したら弁護士は無用な存在になるので,農奴にでもされるのがオチなのだろうか・・・。
ブッシュと小泉は実に忌々しい置きみやげを残してくれたものだ。
初の黒人大統領(白人とのハーフだけど)ということが注目されているが,政策はどのように変わるのだろうか。
伝統的な民主党の政策であれば,これまでのブッシュ共和党政権下で続いてきた新自由主義政策は大きく転換を迫られるだろう。
日本でも「小泉改革」以降,ブッシュ政権に倣い,小さな政府が標榜され,公共部門の無闇な民営化・市場化が推し進められ,弱者に対する保護は切り捨てられてきた。
人類は19世紀~20世紀初頭の剥き出しの資本主義を経て,資本主義が先鋭化することの弊害を痛感し,それが故に資本主義を修正した「福祉主義」を採用してきたはずだ。
つまり,神の見えざる手は必ずしも弱者を救わないことが分かったから,弱者が抱えるハンディキャップを解消して「真の平等」を実現する為に,国家が積極的に社会経済政策を採ることで,資本主義の弊害を解消することを学んだはずだった。
それが再びアングロサクソン国家はサッチャー・レーガン以降,剥き出しの資本主義に次第に回帰し,ブッシュ政権下で資本主義は極端に先鋭化した。資本主義が原理主義化したと言っても過言でない。右に倣えとばかりに大陸欧州・日本・そして新興国までもが同様の無秩序な自由放任資本主義に舵をとった。
その結果が今回の金融危機だ。100年に一度の世界恐慌になるとも言われている。
ようやくアメリカは反省した。
次は日本が反省しなければならない。
ところで自分は「世界恐慌」とか「カタストロフィ」とか言われると妙にドキドキハラハラして,食料などの備蓄に走ってしまうタチだ。
子どもの頃はノストラダムスの大予言に怯え,大人になったら1999年になる前に核シェルターを作ろうと思っていた。
大人になったら,ノストラダムスはさすがに信じなくなったが,いわゆる2000年問題で現代社会システムが全て崩壊し原子炉はメルトダウンし,世界は「北○の拳」のような弱肉強食の世の中になってしまうと聞いて,当面の食料を備蓄し,2000年の年明けの際には放射性物質が家に入り込まないようにガムテープで目張りしたりした。
昨年冬には新型インフルエンザのパンデミック(大流行)に怯え,関係書籍を読みあさり,備蓄リストを作って,食料・水・医薬衛生品・日用品等の大量備蓄をおこなった。これは現在随時消費中だが,また冬が来るので再び充実させる予定だ。
そして世界恐慌。ネットの某掲示板によれば,紙幣は紙くずになり,食料とガソリンだけが価値を有する弱肉強食の世界になるらしい。そしたら弁護士の生活はどうなるだろうか。食料を生産する農家は優遇されるだろう。技術者も優遇されるだろう(モヒカンの悪党どもが乗るバイクを修理せねばならないので)。医者も大切にされるだろう。でも社会秩序が崩壊したら弁護士は無用な存在になるので,農奴にでもされるのがオチなのだろうか・・・。
ブッシュと小泉は実に忌々しい置きみやげを残してくれたものだ。