Posted : 2008年11月12日 11:45
| Author : 銀河法律事務所
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業務内容の紹介を加筆するなどの大きな改善から,こんなのだれも分からないだろうなあという細部の修正まで,最近は結構マメに手を入れるようにしている。各弁護士のブログも開始した。
これらの甲斐があって,検索エンジンで結構上位にヒットするようになってきた。
最近はホームページを見たと言って相談を予約される方もちらほら来所されるようになってきた。
正直,ホームページの効果を侮っていたようだ。
これからより一層わかりやすく,役立つ知識も掲載した便利なサイトになるよう,改良を重ねていきたいと思う。
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<最近行ったお店>
・珈琲蔵人珈蔵(こーひーくらうどかくら)
運動公園そば,ヒライの隣にある,蔵作りのような外見の喫茶店です。どうやら全国展開しているFCのようです。禁煙席もあり(←重要),珈琲の種類も多く,落ち着きました。スイートポテトが美味しかった。
今度は運動公園にも行ってみよう。
Posted : 2008年11月 7日 11:39
| Author : 銀河法律事務所
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これから時々,飲食店を中心に,新たに発見したお気に入りのお店のことを簡単に書こうと思います。
連絡先や写真なんかは敢えて載せませんので,気になったら検索してみてください。
・喫茶店「のどここ」
藤崎宮参道脇,丁子屋の近くにあります。
70年代テイスト満点のこのお店,ビートルズのレコードジャケットなどが飾ってあり渋いことこの上ない。渋いけどお店自体は新しいのできれいです。ひげのマスターはいかにも「喫茶店のマスター」という感じ。でも気むずかしくはなく気さくです。コーヒーがとてもおいしいですが,自家製のカレーやパンもとてもおいしい。
・カフェレストラン「GONZINO」
立田山の麓(?),北バイパス沿いにある石釜ピザがおいしいオシャレなカフェレストラン。店先のハーブ園にたくさんのハーブが植えられている。店内には大きな暖炉というか薪ストーブが備えてあり,温かい気持ちになります。そして石釜で焼いたピザは絶品。大きな肉がたくさん入ったビーフシチューも甘みとコクのバランスがちょうどよく,実においしい。ハム・ソーセージも自家製のようです。晴れた日はテラス席も楽しそうです。
・韓国料理「福亭」
大江の市立図書館近くにある韓国料理店。焼き肉屋さんというより韓国料理屋さんです。オーナーは韓国出身のようで,時々仕入れに韓国に行っているようです。以前から気になっていたので,散歩のついでに入ったら絶品でした。骨付きカルビが最高。
Posted : 2008年11月 6日 11:38
| Author : 銀河法律事務所
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アメリカでは大統領選挙があり,民主党のオバマ候補が次期大統領に決定した。
初の黒人大統領(白人とのハーフだけど)ということが注目されているが,政策はどのように変わるのだろうか。
伝統的な民主党の政策であれば,これまでのブッシュ共和党政権下で続いてきた新自由主義政策は大きく転換を迫られるだろう。
日本でも「小泉改革」以降,ブッシュ政権に倣い,小さな政府が標榜され,公共部門の無闇な民営化・市場化が推し進められ,弱者に対する保護は切り捨てられてきた。
人類は19世紀~20世紀初頭の剥き出しの資本主義を経て,資本主義が先鋭化することの弊害を痛感し,それが故に資本主義を修正した「福祉主義」を採用してきたはずだ。
つまり,神の見えざる手は必ずしも弱者を救わないことが分かったから,弱者が抱えるハンディキャップを解消して「真の平等」を実現する為に,国家が積極的に社会経済政策を採ることで,資本主義の弊害を解消することを学んだはずだった。
それが再びアングロサクソン国家はサッチャー・レーガン以降,剥き出しの資本主義に次第に回帰し,ブッシュ政権下で資本主義は極端に先鋭化した。資本主義が原理主義化したと言っても過言でない。右に倣えとばかりに大陸欧州・日本・そして新興国までもが同様の無秩序な自由放任資本主義に舵をとった。
その結果が今回の金融危機だ。100年に一度の世界恐慌になるとも言われている。
ようやくアメリカは反省した。
次は日本が反省しなければならない。
ところで自分は「世界恐慌」とか「カタストロフィ」とか言われると妙にドキドキハラハラして,食料などの備蓄に走ってしまうタチだ。
子どもの頃はノストラダムスの大予言に怯え,大人になったら1999年になる前に核シェルターを作ろうと思っていた。
大人になったら,ノストラダムスはさすがに信じなくなったが,いわゆる2000年問題で現代社会システムが全て崩壊し原子炉はメルトダウンし,世界は「北○の拳」のような弱肉強食の世の中になってしまうと聞いて,当面の食料を備蓄し,2000年の年明けの際には放射性物質が家に入り込まないようにガムテープで目張りしたりした。
昨年冬には新型インフルエンザのパンデミック(大流行)に怯え,関係書籍を読みあさり,備蓄リストを作って,食料・水・医薬衛生品・日用品等の大量備蓄をおこなった。これは現在随時消費中だが,また冬が来るので再び充実させる予定だ。
そして世界恐慌。ネットの某掲示板によれば,紙幣は紙くずになり,食料とガソリンだけが価値を有する弱肉強食の世界になるらしい。そしたら弁護士の生活はどうなるだろうか。食料を生産する農家は優遇されるだろう。技術者も優遇されるだろう(モヒカンの悪党どもが乗るバイクを修理せねばならないので)。医者も大切にされるだろう。でも社会秩序が崩壊したら弁護士は無用な存在になるので,農奴にでもされるのがオチなのだろうか・・・。
ブッシュと小泉は実に忌々しい置きみやげを残してくれたものだ。
Posted : 2008年11月 3日 11:36
| Author : 銀河法律事務所
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先ほど某商工ローンの強引な債権回収の件を書き込んだあと,もう一度関連報道を一式ざっと読んでみたら,どうも過払いのケースでも強引に取り立てているようですね。
過払いというのは,読んで字の如く「払い過ぎ」になっていること。
え?借金が残っているんでしょ?それが払い過ぎってどういうこと? と思われる方もいるでしょうから簡単に説明します。
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通常,貸金業者からの借金には高い利息が付けられます。
その利息は,違法な金利水準に達していることが大半です。
違法と言っても犯罪ではありません。
ただ合法水準を超えた金利は無効になるだけです。
もう少しわかりやすく説明します。
金利を定める法律には2種類あります。
一つは利息制限法。元本の額に応じて15%(元本100万円以上),18%,20%(元本10万円未満)の制限金利が定められています。
もう一つは出資法(正確にはもうちょっと長い名前の法律です)。
年利29.2%以上の金利は違法=犯罪になると定めています。つまりヤミ金ということになります。(ただし日掛け金融という特殊な貸金業者のみ54.75%の金利が認められています)
通常,消費者金融(サラ金)・商工ローン・クレジットカードのキャッシングによる貸金には,20%台後半の金利が設定されていることが多いです(最近はそうでもなくなってきましたが。というのは,遠からず,出資法の上限金利が20%に引き下げられることが決定したので,これに先んじて利率を下げる業者が増えています)。
この場合,利率は合法か違法か,有効か無効か。
簡単に言うと,利息制限法の制限利率(15~20%)を超えた分については,違法かつ無効,つまり払う必要がないのであり,もしこの金利を払ったら,それは元本に充てたとみなすことができるのです。
つまり,貸金業者から請求されている毎月の支払額の中には,本来払わなくてもよい分が上乗せされており,その余計に払った金利分は,既に元本の一部として払ったことに出来るのです。そうすると,業者が現在の残債務額として示す金額は,違法金利を含めた金額ですので,合法金利のみで計算すると実際はそれより少ない金額の借金しか残っていないことになります。
取引期間(つまり借り始めてからの返済期間)が長くなると,合法金利で計算すれば,残債務が減るどころか,残っていないという状態になることがあります。それでも違法金利を上乗せした業者の請求額はまだ残っていることになりますので,業者の言うままに返済を続けると,(合法金利で計算すれば)借金は無くなっているのに,返済だけを続けているという状態になってしまうのです。
これは,業者に対して,支払う必要のないお金を支払っていることになります。つまり貯金しているのと同じような状態です。これを「過払い金」といい,払い過ぎたから返してくれと言って返金を求めることが出来るのです。
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同商工ローン会社は,このような過払いになっている相手に対しても,「残金が残っている(←合法金利なら残ってない),しかも延滞している(←でも本当は延滞してない)から今すぐ全部返せ」といって強引に返済を要求したようなのです。
でも,同社も過払いになっていることは分かっているはずです。このような方に対して強引な取り立てをすれば,借り主が困って弁護士に相談し,却って過払いになっていることが分かって,過払い金返還請求を受けることになるのに。やぶ蛇という奴ではないでしょうか。
それだけ同社も切羽詰まっていたのでしょうか。
このような状況を見ても,どん底状態の株価を見ても,あまり同社の先は長くないような気がします。
皆さんも,余計な金利を払っていないかどうか(過払いになっていないかどうか),お手元の借用書・明細書をご覧になって下さい。金利次第では残債務額を圧縮できたり,過払い金を取り返したりすることができますので,よかったらお気軽にご相談下さい。
また,貸金業者から納得いかない強引な取り立てを受けた場合,すぐに弁護士にご相談下さい。
Posted : 2008年11月 3日 11:35
| Author : 銀河法律事務所
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10月31日,某大手商工ローンに対する集団提訴が行われたとの報道がありました。
借金を分割払いで滞りなく返済していた債務者に対して,残債務の一括弁済を求めるなど,同社が法的に問題がある督促を行っていたとして,違法な取り立てに対する損害賠償を起こしたとのこと。
もちろん同社には同社の理屈があるのでしょうが,もともと際どい手法で知られる同社だけに,このような問題を起こしたとしてもなんら不思議はない。
しかし,同社は数年前,「目ん玉売れ」で問題となった同業他社とともに強引な債権回収で世間の批判を浴び,イメチェンを図って社名を変え,ウェブサイトに同社社長の一代記を描いたマンガを掲載するなど,やわらか路線に転じたはず(?)。
それが再び激しい非難を呼ぶのを覚悟でこのような強引な取り立てを行ったのはそれなりの事情があるのでしょう。
そこで報道記事をよく読むと,原告らは,同社が,9月に経営破たんした「リーマン・ブラザーズ」のグループ企業から融資を引き上げられたため資金繰りに困って強引な債権回収を図ったと主張しているようです(同社は事実と異なると反論しているようです)。
実際,同社の株価は,しばらく前から激しく値下がりしています。同社の株価が連日ストップ安を付けたとき,気になってYahoo!ファイナンスの掲示板を覗いたところ,真偽は不明ながら,リーマン社の破綻で経営が苦しくなったらしいということが書き込まれていました。それで今回の報道を見て,あの掲示板の書き込みは事実だったのかな?と思ったのでした。
もしこれが事実なら,アメリカのサブプライム問題に端を発する今回の金融危機が,日本の商工ローン会社の強引な債権回収という形で現れ,借り手である中小企業の経営を揺るがしたということになります。
さすが100年に1度といわれる今回の金融危機,早速身近なところに影響を及ぼし始めました。もちろんこれだけで済むことはなく,これから世界の金融システムや実体経済に甚大なダメージが波及していくのでしょうが,早くもその一断片が窺えました。
Posted : 2008年11月 1日 11:32
| Author : 銀河法律事務所
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当事務所でも世間の流行から約5年ほど遅れてブログを取り入れることにいたしました。その理由は<1>いまどきブログすらないのはさすがにマズいだろう<2>何となくお客さんが増えそうという邪な発想<3>弁護士の仕事を理解してもらいたい,という3点の程よいミックスです。
ところでこのブログのタイトル「万物は流転する」は,はっきり言って格好いいです。でも内容とは何の関係もないです。とりあえず形から入ろうと思って,かなり脳内の引き出しを奥まで探し回ってこのカッコいい言葉を見つけ出しました。平成初期の記憶アーカイブまで遡ってようやくこの言葉に行き当たりました。この言葉を記憶アーカイブから引っ張り出すときに高校時代の恥ずかしい記憶までぞろぞろと付いて出てきそうになったので慌ててしまい込みました。
さてこの言葉は確かギリシアあたりの哲学者の言葉です。意味は分かりません。字面の通りでしょう。物流(カッコよく言うとロジスティックス)とかとは何の関係もないです。
さて,弁護士の仕事も楽なようで楽ではないです。物理的に仕事が多いときもありますし,相手方からの(時には依頼者からも)感情の奔流をぶつけられたり,思ったように裁判が進まなかったり,思いがけず裁判の傍聴人が多くて驚いたり,あるいは弁護士が激増する(→理論上,弁護士一人あたりの仕事=収入が減る)という将来への不安で一杯になったり(弁護士は自営業なので生活が不安定なのです)・・・。七転八倒というと言い過ぎですが,いつも頑張ったり焦ったり悩んだり現実逃避したりしています。
まあそれは皆さん一緒でしょうから,弁護士はこういうことをやっているんだ,こんなことで悩んでいるんだ,ということを思いつくままに書いていきたいと思います。
これからよろしくお願いします。
熊本の弁護士事務所「銀河法律事務所」(熊本市子飼本町)は、一般の方の事件(一般民事、家事事件、損害賠償、債務整理)、企業法務全般(事業承継、取引紛争処理・労務管理、事業再生・倒産整理、顧問弁護士)など法律案件全般を取り扱う法律事務所ですキャッシングやクレジットなどの債務整理(借金・ローン)のお悩みや契約上の問題など懇切丁寧に対応いたします。こんなことでも弁護士に相談していいの?ということでもお気軽にご相談ください。熊本の弁護士事務所「銀河法律事務所」まで。